2013年12月31日火曜日

委託販売を受けた場合(受託販売)の仕訳


川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「新聞の4コママンガって、すごいですね」

福島「毎日ネタがつきないのがすごいですね。私なんか、今ここに書くことが無くて困ってるのに」

サキ「普通に質問に答えましょうよ」

福島様 大変お世話になります。

また、わからないことが出てきまして、悩んでいます。どうか教えて頂けないでしょうか?

昨年から受託販売を始めました。

商品が売れると、30パーセントの手数料を引いて残額を委託者に振り込んでいます。

下記のような2例があります。

1) 委託品のみを販売した場合

10月1日 1000円の委託品の注文が入る。
10月2日 1000円と送料350円が普通預金に振り込まれ、同日出荷する。
12月25日 委託者に700円を振り込む

2) 委託品のみならず、自分で仕入れた商品を同時に販売した場合

10月1日 1000円の委託品と、自分で仕入れた商品1000円の注文が同一のお客さんから入る。
10月2日 2000円と送料350円が普通預金に振り込まれ、同日出荷する。
12月25日 委託者に700円振り込む。


何度考えてもわかりません。。。 どのような仕訳になるのか教えてください。



福島「いきなり答えから書きますね」

1) 委託品のみを販売した場合
10/1 仕訳なし

10/2 預金 1350 / 預り金(販売)700
           売上 300
           預り金(送料)350
    
10/25 預り金(販売)700 / 預金 700

送料を払った時 預り金(送料)350/預金 350


2) 委託品のみならず、自分で仕入れた商品を同時に販売した場合

10/2だけ1と代わります。

10/2 預金 2350 / 売上(販売) 1000
           預り金(販売)700
           売上(受託手数料)300
           預り金(送料)350



サキ「珍しく簿記教室みたいな展開ですね」

福島「はい。練習問題チックで、オチもないです」

サキ「大阪人じゃないんだから、オチはいりません!」


福島「今回のポイントは、立替金とか預り金っぽいものが2つあることです」

サキ「受託販売の700円は お客様→自分→委託業者 と流れるだけですね」

福島「だから、預り金(販売)という科目が発生して消えるだけです」

サキ「送料も同様ですね?」

福島「質問の本文からカットしちゃいましたが、この350円というのはレターパック(350円)だそうですので、明確に対応出来ますね」

サキ「預り金は販売と送料で分けたほうが良いですか?」

福島「はい、補助科目で分けておいたほうが、払った払っていないが明確になってよいでしょう」




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