2013年12月31日火曜日

新しく仕事場を借りた場合、どこまで経費にできますか?

川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「……」

サキ「何かしゃべって下さいよ。そんなに怒ってるんですか?」

福島「……」

サキ「先週クマイちゃんをサプライズで派遣したのが」

福島「そうじゃない!クマイちゃんは別にいいんですよ。」

サキ「じゃあ、アタシの罪滅ぼしのトムヤンクン」

福島「あのね。夏休みにタイに行ってくるのはいいです。トムヤンクンラーメンを買ってくるのもいいですよ。」

サキ「はあ」

福島「だからって、ここでラーメン作ったら、事務所中がトムヤンクンの匂いで充満されるくらい、分かるでしょ!」

川´・_・`リ 「……許してにゃん」

福島「まあ良いでしょう。じゃあ、今日の質問に行って下さい」

新しく仕事場を借りたとき どこまで経費で落とせるかについて教えてください。

具体的には、
・敷金
・冷蔵庫や食器棚や食器といったキッチンのもの
・テレビ
・観葉植物のような 部屋に置く装飾品

といったものは、経費なのかどうか分からずにおります。


福島「仕事場として新しく賃貸している場合、「何割が経費」という考え方は、なくなります」

サキ「自宅兼事務所じゃないからですね」

福島「そうです。で、敷金以外のモノについては、一般的な事務所に有りそうなものなら、経費でOKです」

サキ「じゃあ、今回はどうなんですか?」

福島「観葉植物やキッチン用品は、来客対応という意味で必要なものですからOKでしょう。テレビも、教材のDVDを見るとか、目的があればOKです。」

サキ「敷金はどうなりますか?」

福島「敷金などの引越そのものに関する話はコチラにまとめてあります。

サキ「他に注意することはありますか?」

福島「礼金ですね。20万円以上払っている場合は、注意が必要です。」

サキ「経費にならないんですか?」

福島「いいえ。繰延資産という扱いで、60ヶ月の分割払い的に経費にしていきます。」

サキ「ということは、30万円だったら、毎月5千円経費になるということですか?」

福島「そうです。まあ、帳簿をつけるときは、決算でまとめてってのが現実的ですが」

サキ「必ず60ヶ月ですか?」

福島「そうとも限りません。例えば、3年契約で、更新するときに更新料(返金なし)を支払うような場合は、3年(36ヶ月)の分割です。」

サキ「3年毎に支払うから、3年の分割にするんですね?」

福島「そういうことです。」



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