税理士の福島「はい…」
サキ「例のブツ、持って来ました。」
福島「ありがとう。で、ターゲットはこのドアの向こうにいるんですね」
サキ「はい。あたし、怖くて開けられません」
福島「じゃあ、私が開けてそのまま突入しましょう。ブツも受け取りましょう」
サキ「本当に行くんですね。怖くないですか?」
福島「やるしかないでしょう。行きますよ」
サキ「はい」
福島、サキ「覚悟おおおおおおおおぉ!!!!」
プシュー
福島「よし、無事に完了だ」
川´・_・`リ 「ありがとうございます。コレに懲りて、事前対策はきちんとしましょうね」
福島「じゃあサキちゃん、さっそく薬局に行ってゴキブリホイホイ買ってきてくださいね」
サキ「その前に、質問答えましょう。最近やってなかったから」
今度、自宅兼事務所を引っ越しする予定なのですが、
税務関係でしておかなければいけないことはありますか?
同じ市内での引っ越しなので
税務署の管轄は同じ●●税務署です
お忙しいところお手数ですが
よろしくお願いします
福島「税務署は市区町村と別に手続きが必要です」
サキ「コチラの書類ですね」
↓
所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続
リンク先の真ん中辺りにあるPDFファイルへのリンクで書面が見られます。
福島「この他、注意点が2つあります」
1)引越し前と後で、所轄の税務署が同じかどうか?
サキ「同じだったら、そこの税務署に提出で終わりですね?」
福島「そうです。違う場合は、引越し前と後、両方の税務署に同じ書類を出して下さい」
サキ「税務署のエリアはどうやって調べたら良いですか?」
福島「届出の提出先となる税務署はコチラから確認して下さい。特に東京23区などは、同じ区内でも税務署が異なる場合があります。」
サキ「我らが広島市も、中区や南区は、場所によって税務署が分かれていますね」
2)税務署が変わった場合、自動引落は改めて登録
福島「これも盲点ですね」
サキ「個人の所得税・消費税は自動引落にしている人が多いですからね」
福島「出し忘れると、申告時期に白紙の支払い用紙が届くから、気付く可能性はあるんですけど」
サキ「思い込みで何もしないと、知らない間に滞納になっちゃいますね」
福島「なので、税務署の変更と自動引落の手続きはセットと考えておきましょう」
サキ「自動引落(振替納税)の用紙はコチラです」
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