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2013年12月31日火曜日

個人事業主の住所を移転した場合の手続き(基本)

川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい…」

サキ「例のブツ、持って来ました。」

福島「ありがとう。で、ターゲットはこのドアの向こうにいるんですね」

サキ「はい。あたし、怖くて開けられません」

福島「じゃあ、私が開けてそのまま突入しましょう。ブツも受け取りましょう」

サキ「本当に行くんですね。怖くないですか?」

福島「やるしかないでしょう。行きますよ」

サキ「はい」

福島、サキ「覚悟おおおおおおおおぉ!!!!」

プシュー

福島「よし、無事に完了だ」

川´・_・`リ 「ありがとうございます。コレに懲りて、事前対策はきちんとしましょうね」

福島「じゃあサキちゃん、さっそく薬局に行ってゴキブリホイホイ買ってきてくださいね」

サキ「その前に、質問答えましょう。最近やってなかったから」

今度、自宅兼事務所を引っ越しする予定なのですが、
税務関係でしておかなければいけないことはありますか?

同じ市内での引っ越しなので
税務署の管轄は同じ●●税務署です


お忙しいところお手数ですが
よろしくお願いします



福島「税務署は市区町村と別に手続きが必要です」

サキ「コチラの書類ですね」
↓
所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続
リンク先の真ん中辺りにあるPDFファイルへのリンクで書面が見られます。


福島「この他、注意点が2つあります」

1)引越し前と後で、所轄の税務署が同じかどうか?

サキ「同じだったら、そこの税務署に提出で終わりですね?」

福島「そうです。違う場合は、引越し前と後、両方の税務署に同じ書類を出して下さい」

サキ「税務署のエリアはどうやって調べたら良いですか?」

福島「届出の提出先となる税務署はコチラから確認して下さい。特に東京23区などは、同じ区内でも税務署が異なる場合があります。」

サキ「我らが広島市も、中区や南区は、場所によって税務署が分かれていますね」


2)税務署が変わった場合、自動引落は改めて登録

福島「これも盲点ですね」

サキ「個人の所得税・消費税は自動引落にしている人が多いですからね」

福島「出し忘れると、申告時期に白紙の支払い用紙が届くから、気付く可能性はあるんですけど」

サキ「思い込みで何もしないと、知らない間に滞納になっちゃいますね」

福島「なので、税務署の変更と自動引落の手続きはセットと考えておきましょう」

サキ「自動引落(振替納税)の用紙はコチラです」




給与と報酬でもらう場合、報酬部分の経費は?


川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「気づいたら、4月も後半ですよ!」

福島「そうですね」

サキ「ブログの更新頻度、ひどすぎませんか?ヘタしたらコンサートに行ってる回数より…」

福島「さすがにそれほど少なくは無いかと。」

サキ「じゃあ、質問に行きますよ」

はじめまして。

都内でフリーの医師をやっていて、数ヶ所の病院に行っています。

基本的には給与所得で、源泉徴収されているのですが、病院によっては、「報酬」と書かれた紙を渡され、源泉徴収されていないとの但し書きがありました。

この場合、私は個人事業者になるのでしょうか?特に何かを申請した覚えはありません。

そのような場合でも先生の著書(フリーランス、個人事業の絶対トクする!経費と節税)のような節税は可能なのでしょうか?

例えば、雑費としての医学書や、妻にスケジュールの管理などしてもらっているのですが、事業専従者控除としていくらか落とせますでしょうか?




福島「医師や歯科技師などでは、クリエイティブ系のお仕事と違う意味でフリーという言葉を使いますね。」

サキ「コチラの記事でそういう話がありましたね」
http://kak-shin.jp/nyumon/cat14/post-53.html

福島「今回は、給与と報酬の両方があるケースです」

サキ「経費の考え方は同じですか?」

福島「報酬としてもらっている分に対応する経費があるなら、それは経費にできます。この部分は一般の事業と同じです」


サキ「医学書とかはどうなりますか?」

福島「報酬でもらう診療のために買ったと言えれば、それは経費です。現実はどっちに対応しているかは難しいですけど」

サキ「専従者給与(専従者控除)はどうなりますか?」

福島「そもそも論として、報酬でもらっているのは、全体の一部だと思うので、専従者給与は難しいです」

サキ「事業として働いている時間が短いのなら、それに専門で働くって理屈は成り立たないのですね」


福島「無難な対応としては、報酬が年額50~100万円程度なら、その金額まで経費になりうる出費を見つけることです」

サキ「医学書とか、交通費とか、光熱費・通信費の一部とかですね」

福島「そういうことです」




引越しして最初の確定申告は、コチラに注意して下さい!

◆引越しして最初の確定申告は、コチラに注意して下さい!


川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「いよいよ確定申告シーズンも終わりが見えましたねー」

福島「終盤は、いつも花粉との戦いだけど、今年は腰痛もやってきて、キツイです」

サキ「さて、今日は先生から注意点のお話ですね」

福島「引越しして最初の申告での注意点です」

1)納税地の異動届を提出
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/06.htm

管轄の税務署が変わる場合は、変更前と変更後、両方の税務署に提出


2)年明けに引っ越した場合の住所記載
住所自体は、現在の住所(引越し後)を記入

1月1日現在の住所を書く欄があるので、
ここは引越し前の住所になる。


3)税金を自動引落にしている場合
管轄の税務署が変わった場合、もう一度自動引き落としの申し込みをする。


忘れると、税金滞納になってしまうので、注意して下さい。



サキ「今日はやけにまともですね」

福島「あたしゃ仕事はマジメにやりますよ!」




申告をしてない年があっても、開業費の償却は出来ますか?


川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「今日のお昼はカレーパンですか!?」

福島「そうですけど、何かありましたか?」

サキ「朝ごはんでカレーを食べてきたって言ってたから…」

福島「あ!忘れてた!」

川´・_・`リ 「……どんだけカレーが好きなんですか?」

福島「家庭のカレーとカレーパンと、インド系カレー(+ナン)は別料理です!」

サキ「ではカレーとは何の関係もない質問です」

福島さん

いつもメルマガ楽しみに読ませていただいております。

今日は、質問があってメールしました。

私は、開業3年目のものです。

白色申告で1年目と2年目は、赤字だったので確定申告はしませんでした。

ですが、今回は少しだけ黒字になりそうなので確定申告をします。

この少しだけ黒字になった部分に開業費(の償却)をあてて、赤字申告することはできますか?



福島「1年めの開業準備金を開業費としてまとめてあるなら、大丈夫です」

サキ「途中の申告がなくても大丈夫ですか?」

福島「開業費は好きな年に好きなだけ償却(経費にすること)ができるので、大丈夫です」

サキ「でもこれって、開業費を全額償却して赤字にするのって、もったいないんじゃないですか?」

福島「するどい!仮にこの人が他に収入がなくて白色申告だとしても、少なくとも38万円は基礎控除があるので、それだけ利益を残しても税金はゼロですね」

サキ「あとは、もっと利益が出る年まで引っ張って、税率が上がった時に経費にして税率を下げるとか」

福島「それも有効です。」



退職金をもらっている場合、確定申告は必要ですか?


川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「ずいぶん楽しそうに本を読んでますけど…」

福島「うん。これを読んでると、他の仕事が手につかなくなるなー」

サキ「お言葉ですが先生。勤務中にアイドルの本を読むのは、いかがなものかと」

福島「え?ウチが読んでるの、この本だけど」

個人事業者のための必要経費判定事典


川`・д・リ 「ええええーー!! 先生が税金の本を読んでる!」

福島「ちょっとまって。サキちゃん、ここはどこだと思ってるの?」

川´・_・`リ 「…そうだった。今日も質問にいきましょう」

今年の3月で退職して、ほそぼそとアフィリエイトをはじめました。

結果は芳しくないのですが…

ただ、退職金をもらっているので、こっちの方でたくさん税金がかかりそうです。

実際のところ、どうなんでしょうか?




福島「退職金については、いまから税金を取られることは、ほぼないです」

サキ「そうなんですか?」

福島「一般的には、退職金を支払うときに、すでに税金は引かれているのです」

サキ「他の所得と足し算はしないんですか?」

福島「しません。退職所得は他の所得の影響を受けずに、単独で税金を計算します」

サキ「じゃあ、これからかかる税金は、純粋にアフィリだけ考えれば良いのですね」

福島「そういうことです。ちなみにこのケースでは…」

●1~3月の給料+アフィリについて、原則申告義務あり

注)厳密には、給与所得+アフィリの利益が38万円以上

注)仮にアフィリをやっていないなら、給与はあらかじめ税金を引かれているので、税金が戻るケースが多い



福島「もちろん、アフィリが赤字なら、戻る税金が多くなります」

サキ「なるほど」


参考:
退職金に関する税金

給料に経費は認められるのですか? ~給与所得控除~






今からでも開業届は出したほうが良いですか?


川*^∇^)|| 「ちわーっす。クマ熊大和のお手紙便でーす!」←アシスタントのサキの友人、クマイ

税理士の福島「おや、クマイちゃん。お久しぶりですが、ツッコミどころ満載ですね。」

クマイ「先生のアシスタント、サキちゃんからお手紙を預かってきました」

福島「はい、ありがとうございます。まあまあ、せっかくですから中に入って下さい」

先生へ

おぱよicon53
髪の毛切ったんだけど、前髪が恥ずかしすぎるのでicon138おやすみさせて下さいface07



福島「あのやろー。就業規則の解雇要件に『ふざけたメールや手紙で欠席連絡をする』って書き足してやろうか!?」

クマイ「まあまあ、今日はウチが代わりに質問読みますから」

福島先生

いつもブログや動画で勉強させていただいております。

今年の1月から個人事業主で仕事をしている●●と申します。

12日間無料メールセミナーを拝見していて気になったことがあり、質問させていただきます。

開業届と、更に提出期限があると知らずにいた場合、今からでも提出したほうが良いのでしょうか?



福島「クマイちゃん、開業届の提出期限って知ってますか?」

クマイ「はい、事業開始から1ヶ月以内です」

福島「じゃあ、この場合はどうしますか?」

クマイ「もう期限が切れてますね。早急に出すべきですね」

福島「教科書通りの答えならそうですね。でも、現実は『いきなり来年3月15日までに申告書+青色申請を提出』という対応です」

川*^∇^)|| 「ぬぁんでですかぁ!!!」


福島「…そこで身を乗り出してきますか。ただでさえ身長が大きい…」

クマイ「ウチの気にしていることを言わないで下さい」

福島「真面目に答えましょう。開業届は、提出が送れても実害がありません」

クマイ「たしかにそうですね」

福島「あえて言うなら、今のうち(11月)に出しておけば、来年の1~2月に申告書の用紙を送ってもらえるくらいですね」

クマイ「用紙をもらえなくても、国税庁のHPで申告書は作れますからね」

福島「だから、今この時期にひと手間かけるまでもなく、来年の3月15日までに、『今年分の申告書』と『来年からの青色申告申請』を同時提出すれば良いのです」


川*^∇^)|| 「それなら、ひと手間減ってラクですね!」

福島「ちなみに、今年の申告を青色申告ですることは、できません。開業から2ヶ月以内に申請しないといけないので」


アフィリエイターが確定申告するべきか迷ったら?

川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「スーパーカップのマロン美味しいよっicon06icon06」

福島「なんですか急に」

サキ「この表情、CM出られるくらい可愛くないですか?」

福島「そんなん知りませんよ。だいたい文字で表情は分かりませんから。」

川´・_・`リ 「先生、アイドルには甘いのに、私には厳しいんですね」

福島「そうかいね。アイドルに甘い記憶はないんだけど」

サキ「こういうの買ってニヤニヤしてるくせに」

福島「あれ?リンク貼ってないやん」

サキ「ここでリンク先に飛ばれたら、本題読まれないでしょ!!」

福島「では、今日の質問に行きましょう」

個人開業手続きについて質問です。

ここ1年ほどの間に、アフィリエイトをしているのですが、売り上げが月に数百円~数千円あれば良いところ。

この場合、開業日はいつに設定すればよろしいので しょうか?

それと、アフィリエイトをするとして開業の申請を出す場合、”アフィリエイト”と書けば大丈夫なのでしょうか。

赤字の分は相殺できると聞きました。
何を基準として、いつまでに何処に手続きをすべきなのでしょうか?

役場?税務署?
その地域によって違いますか?


初歩の初歩の質問で申し訳ありません。
どうぞ宜しく御願い致します。



福島「このくらいの金額でしたら、やることは2つです。」

1)来年の3月15日までに、開業届と青色申告の申請書を税務署に出す。

��)今のうちから、経費の証拠書類(領収書など)を保存する癖をつける。


詳しくは、こちらをお読みいただくと良いです。

書類の書き方、提出先なども取り上げています。



サキ「今年の申告はしなくていいのですね」

福島「サラリーマンの副業なら、(売上でなく)【利益】20万円までは、気にしなくて良いです」

サキ「赤字の相殺はどうなんですか?」

福島「そりゃあ、申告すれば税金が戻りますけどね」

サキ「けど?」

福島「副業アフィリエイターの場合は、少額の税金を取り返す時間がもったいないです。」

・確定申告で、ざっくり赤字額の5%が返ってくる
・来年6月から、給料から引かれる住民税が、赤字額の10%ほど減る

サキ「やっぱり合計で赤字の15%は得するんですね」

福島「だけど、申告の勉強・作業をしているヒマがあったら、ブログやサイトを作ったほうが、未来につながる資産になるでしょう。」

サキ「でも、来年は開業届と青色申請はするんですね」

福島「利益がたくさん出た時の備えです。申請しても利益がでなければ、放置すれば良いだけです」

福島「今回の質問は、いろいろ知っていないと答え切れません。」

サキ「初歩の初歩に悩んだら、最低限必要なことを書いてあるコチラを読んで下さい!」

↓これは完全にオマケです(笑)


福島「ところでサキちゃん。もう覚えてる人いないと思うけど」
サキ「オープニングで貼り忘れたリンクはコチラ!」
福島「いやー、これは名作ですよ。酔っ払ってコレ見たら、トリップできる。」
川´・_・`リ 「先生、品位落としすぎ」

新しく仕事場を借りた場合、どこまで経費にできますか?

川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「……」

サキ「何かしゃべって下さいよ。そんなに怒ってるんですか?」

福島「……」

サキ「先週クマイちゃんをサプライズで派遣したのが」

福島「そうじゃない!クマイちゃんは別にいいんですよ。」

サキ「じゃあ、アタシの罪滅ぼしのトムヤンクン」

福島「あのね。夏休みにタイに行ってくるのはいいです。トムヤンクンラーメンを買ってくるのもいいですよ。」

サキ「はあ」

福島「だからって、ここでラーメン作ったら、事務所中がトムヤンクンの匂いで充満されるくらい、分かるでしょ!」

川´・_・`リ 「……許してにゃん」

福島「まあ良いでしょう。じゃあ、今日の質問に行って下さい」

新しく仕事場を借りたとき どこまで経費で落とせるかについて教えてください。

具体的には、
・敷金
・冷蔵庫や食器棚や食器といったキッチンのもの
・テレビ
・観葉植物のような 部屋に置く装飾品

といったものは、経費なのかどうか分からずにおります。


福島「仕事場として新しく賃貸している場合、「何割が経費」という考え方は、なくなります」

サキ「自宅兼事務所じゃないからですね」

福島「そうです。で、敷金以外のモノについては、一般的な事務所に有りそうなものなら、経費でOKです」

サキ「じゃあ、今回はどうなんですか?」

福島「観葉植物やキッチン用品は、来客対応という意味で必要なものですからOKでしょう。テレビも、教材のDVDを見るとか、目的があればOKです。」

サキ「敷金はどうなりますか?」

福島「敷金などの引越そのものに関する話はコチラにまとめてあります。」

サキ「他に注意することはありますか?」

福島「礼金ですね。20万円以上払っている場合は、注意が必要です。」

サキ「経費にならないんですか?」

福島「いいえ。繰延資産という扱いで、60ヶ月の分割払い的に経費にしていきます。」

サキ「ということは、30万円だったら、毎月5千円経費になるということですか?」

福島「そうです。まあ、帳簿をつけるときは、決算でまとめてってのが現実的ですが」

サキ「必ず60ヶ月ですか?」

福島「そうとも限りません。例えば、3年契約で、更新するときに更新料(返金なし)を支払うような場合は、3年(36ヶ月)の分割です。」

サキ「3年毎に支払うから、3年の分割にするんですね?」

福島「そういうことです。」